デリヘル開業・起業物語 ～三方良しを目指します～

先日雇用した男性スタッフがナカナカと良い働きをしてくれている。

思考が商売なのである。
早い話し、寝ても覚めても商売を語れる人間という事だ。

商売＝利益の追及。　

確かにこの方程式は絶対条件なのだが
答えの導き方は千差万別である。

彼の場合は比較的ボクに似ているかなと・・・。
むしろ、ボクより優れているようでもある。

ボクの大きな欠点を補える逸材のような
賜物であるからである。

これは前々からよく言われていた事なのだが
物事を思案している時のボクは最悪の人種になる・・・らしい。


「おいおい・・・今日はなんかよそよそしいじゃんか」
「だってシャチョー、今日は機嫌悪そうじゃないっすか」
「んなこたぁーねぇーよ」
「そんな事ありますよ、だって顔に書いてますから」
「○×△★％＄！＆・・・」

「なんで、今日は静かに遊んでるの？」
「だって、お父さん怒ってるでしょ？」
「怒ってないよ？？」
「怒ってるよ！　顔怖いモン！！」
「○×△★％＄！＆・・・」

会社でも、家でもこういう状況だった。
この仕事に従事してからも、お店で何名かの女性に言われた事がある。

でも、でも、でも・・・言い訳では無いが
ボクは怒っている時には本気でソレを口にする方なのだ。

よって「恐い顔＝怒っている」のではないのだ。
正しくは「恐い顔＝思案中」なのだ。
更に「無愛想＝思案中」でもあるのだ。
更に更に「短い返事＝思案中」であるのだ。

以前は理解してもらえない事に憤りを感じつつ
直す努力をしていた。

しかし、よくよく考えれば直す事は不可能な事と気が付いた。
何故なら、思案という最も重要な行動を成している間の
出来事であるが故だ。

これを補正するには、邪念を住まわす事になる。
よって、正しい思案は出来なくなる。

そこで、必要になるのがこれらを理解したうえで
ボクに代わって店の運営・管理ができるスタッフである。

以前の会社でも、この存在のお陰で随分と助かった。
というより、奴のお陰でM&Aが成功したといっても過言では無い。

今回採用した「彼」・・・。
どうやら、このタイプのようである。

商売のセンスもさることながら、
ボクのこの点をカバーできる人間というものは
そうは多くは存在しない。

という事で、今度テスト的に彼を試してみようかなと
悪戯心を抱いたりしている・・・（笑）

ではでは・・・。



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